日本再生 日本人ブログ

日本の根本的問題を考え、日本を再生させる

青山繁晴さんと三島由紀夫とヴェノナ文書2

ヴェノナ文書が1995年に公開され、今まで、単に噂だったさまざまなものが白日のもとにさらされた。


ソビエトのスパイが、アメリカ内部と世界にどれだけ居て、日本を含めた世界にどれだけの影響を与えたのか?


日本の観点から観ると、まさに日本の歴史と存在を根底から揺るがした衝撃の内容だったが、ナゼかマスコミも学者も、政府も、野党も沈黙したまま、国民に知らせようとしない。

その理由は、現在もその影響が多大に有り、話題に取り上げると、様々な問題が起こる深刻な内容だからだ。


それを、これから明らかにしていこうと考えている。

ヴェノナ文書の内容は、単なる歴史の過去の出来事ではなく、今も続いている深刻な問題である。


日本にも、アメリカにも共産圏からのスパイが居て、それが過去の情報ではない事を。


今回は、世界を動かし、国を安定させ、安全に保つ為に情報が如何に重要か青山さんと三島由紀夫氏を例にして考えてみた。


青山さんと三島由紀夫氏の2人には、とても重大な共通点がある。それは、命をかけて国を想う熱意です。

自身の利益や名誉等ではなく、まさに国の為、国民の為なら、地位も名誉も、金も命も要らぬと言う国士であると言う点です。


しかし、青山さんは独立研究所を創り、参議院議員になり、三島氏は作家として民兵隊楯の会を創った。


何故、この違いが起きたのか?


それは、青山さんは情報が国を動かし、変える重要ファクターであると考え、三島氏は、人の想い熱意が国を動かし変える重要ファクターだと考えたからだと思われる。


青山さんの想いが、熱意が三島由紀夫氏に比べると低いと言うつもりはない。


その熱意を活かすには、何が必要か?


熱意の根底に何があるのかを常に考えていて、それを忘れないのが青山さんであり、熱意を産み出している根底に情報がある事を知っているのが青山さんだと私は観ていて感じる。


青山さんの実際の行動を観ると、自身の想いを、国政に反映させようと考え常に行動している。


例えば、独研を設立し民間の立場から、国の安全を危機管理の視点で提案し、原発の警備態勢をテロを想定した形式に高めたりなど、危機管理のプロとして様々な提案を国にしてきた。

その熱意が国に、人に伝わり、自衛隊からも意見を求められる存在になり、日本に無くてはならない存在になりつつある。


青山さんの熱意を、国にもっと直接的に伝えられるように安部総理は考えたのだろう。

だから青山さんを、国政に呼び、更に自民党員でありながら、党員にあるまじき言動も、黙認しているのだろうと思われる。

それが、青山さんが議員になると、国が変わる、自民党が変わると云う安部総理の言葉になったと思われる。


対する三島由紀夫氏は、小説家として、作家として、心を、心の中の熱意を大切にして行動してきた。

だから、自衛隊に体験入隊し、楯の会を創った。三島氏のもとには、国を想う純粋な若者たちが集まり、彼らの熱気が更に三島由紀夫氏の熱意を煽った。


もし、青山さんのようにインテリジェンスからの情報があり、自衛隊を国軍にさせたくない、憲法を変えさせたくない勢力が国内外にいて、それが日本の根本的な問題なのだと


三島由紀夫氏に伝え彼を説得できる人物がいたら、三島由紀夫氏は、市ヶ谷駐屯地で切腹してまで、国民に目覚めさせようとしただろうか?


226事件の将校たちのように、

自決する覚悟で

自衛隊員たちに決起を呼び掛ける事をしただろうか?


あなたはどうお考えですか?